今日はHuaina Pichu登山とMachu Picchu見学。
昨日より少しは体調は回復。しかしひどい下痢は続いている。
6時にガイドさんが迎えに来るので、
4時半起きて
5時過ぎにホテルで朝食。ビュッフェの内容はこれまでとほぼ同じ。まだ食欲はないので、果物とトースト、熱いジャスミンティーだけにする。途中でお腹が空いた時のためにバナナを1本もらって行く。
6時にフロントに下りると、ガイドさんはもう来ている。持ち物(パスポート、雨具)の確認をしてから出発。5分ほど歩いてバス停へ。乗車券とパスポートのチェックがあり、乗車。
マチュピチュ遺跡入口に着いて、念のためトイレ。使用料は1ソルで、有料なので掃除はきちんとされている。
マチュピチュ遺跡に入場する際にも入場券とパスポートのチェックがあり、記名、サイン、入場日時を記入させられる。
朝から曇りで遺跡でも曇っていて見晴しは良くない。遺跡は後で見学するので先ずはワイナピチュへ向かい、素通りして行く。
ワイナピチュ入口には長い行列ができていてなかなか進まないが、いつもは係員が2人なのに今日は1人だからだそうだ。ここで一旦ガイドさんとは別れる。10時に遺跡入口を出たところで会うことにするが、遅れてもコーヒーを飲んでいるから大丈夫とのこと。
ワイナピチュは入場制限があり、
7時からと
10時にから、それぞれ200人、1日計400人しか入れない。
最初は登り下りがあって楽だが、すぐに急な登り。急階段がずっと続く。石段で所々には手摺用にロープが張ってある。
ワイナピチュは雲の中ではないが、周りの山々は雲に隠れて、時々雲の切れ間に姿が見える。
頂上近くでは急な石段は幅も人一人が通れるだけの狭いものになる。
ガイドさんが教えてくれた頂上の少し手前にあるオベリスクのところには先に到着した人たちがたくさん休んでいる。マチュピチュ遺跡は雲に隠れて全く見えない。バナナを食べて少し休憩。
さらに登った頂上でも休んでいる人が多い。少し待ってみたが、やはり遺跡は見えない。あきらめて下ることにする。
少し下ったところで雲の切れ間が現れ、運良く遺跡の遠景がみられる。昨日も遠景は見たのだが角度が違うので、また違った素晴らしさ、美しさがある。
頂上付近だけは登り下りが専用の道に分かれているが、大部分は1本道。やがて
10時から入場した人たちとすれ違い始める。人数が少ないのですれ違いに困ることはほとんどない。
ワイナピチュ登山を終えたのは
10時半になってしまった。遺跡を抜けて出口を出るとガイドさんの姿が見えた。
トイレだけを済ませて再び遺跡に入場。今度は本格的に遺跡内を案内してもらう。短いコースと長いコースのどちらが良いかと聞かれたので、長いコースをお願いする。
遺跡の最上部まで登る。
遺跡の全体が見渡せ、これまで何度も映像で目にして来たものとはいえ、その素晴らしさをあらためて感じる。霧雨が降りはじめたのでAmeliaはレインコートを着る。私は防水のコートを着ていたので大丈夫だが、ホテルを出るときに私たちにポンチョを持っているかと念を押していたガイドさんが着ていたのは防水ではなく、やがて本降りになってビニール袋でポンチョを作って着ていた。
下りながら要所要所で説明してくれる。
特に印象に残っているのは、石組みに関すること。きれいに面を磨いて隙間なく積んだインカの象徴ともなっている工法は神殿に用いられ、隙間をモルタルのようなもので埋める工法は労働者の家などに使われていること。
積み上げるのに使った石の凸部を積んだ後に削ってしまうのだが、未完成のまま残された建物では一部の凸部は残っており、一部のは削りかけになっており、他は完全に削られて跡も分からなくなっている。
水利に関すること。今日のようにここは雨が多いところなので、天水をうまく流すことで水をまかなっていたそうで、遺跡内の各所に細い水路が作られ、斜面を一気に流れてしまわないように水路の傾斜は緩くし要所要所に枡を設置している。
ハイラム・ビンガムがマチュピチュを発見した当時の写真を見せてくれたが、草が生い茂ってはいるものの、現在の修復された姿とほとんど変わらない光景が写真の中にあった。
案内を終えて遺跡を出、出入口前にあるレストラン「サンクチュアリー・ロッジ」で私たちは昼食。ガイドさんとはそこで別れる。レストランは混んでいて少し待たされる。席に着くと向かいは日系ブラジル人の団体。ゲートボール大会がリマであったので出場し、そのついでの観光だそうだ。私の前に座った人は89歳だそうだが、70代にしか見えないほど元気。ゲートボール大会で新潟、北海道、沖縄にも行ったとのことで南米各地も含めて飛び回っている。隣は今回優勝した人だったが、彼らの間では日本語とポルトガル語をごちゃまぜにした会話が行われていたのが面白かった。食事の方は、まだ体調が回復せず食欲がないのであっさりしたものを少し食べただけだが、そんなに美味しくもなかった。ホテルとしては高価で有名人もたくさん泊まっているそうだが、レストランとしてはどこにでもある観光客相手のビュッフェ・レストランでしかない。ここには他にないので選択の余地はないが。
食事が終わる頃には雨は止んでいた。再度マチュピチュ遺跡に入場。ガイドさんと回ったところ以外のところも通ってみる。
新しい発見はないが、日が射してきて、雨の中とはまた違った景色が見られる。堪能したので、閉門より少し前に遺跡を後にし、バスで村に下りる。
ホテルでシャワーを浴びてすっきりしてから夕食に出る。
この村は全てが観光客向けになっているのでどこでも同じようなものだとあきらめて、アルマス広場に面した外見もメニューも呼び込みも、典型的な観光客向けレストランに入る。
ワンタンスープとキヌア。どちらもまずくはなかったのでよかった。広場に面した教会ではミサが行われていたが、参加者は10人ちょっとだったようだ。煌々と照明が点いていた。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2017/04/06/45-huaina-pichu%e7%99%bb%e5%b1%b1%e3%83%bbmachu-picchu//images/2017/04/P4050909-644x430.jpg/images/2017/04/P4050909-150x150.jpgAndrésペルー旅行今日はHuaina Pichu登山とMachu Picchu見学。
昨日より少しは体調は回復。しかしひどい下痢は続いている。
6時にガイドさんが迎えに来るので、4時半起きて5時過ぎにホテルで朝食。ビュッフェの内容はこれまでとほぼ同じ。まだ食欲はないので、果物とトースト、熱いジャスミンティーだけにする。途中でお腹が空いた時のためにバナナを1本もらって行く。
6時にフロントに下りると、ガイドさんはもう来ている。持ち物(パスポート、雨具)の確認をしてから出発。5分ほど歩いてバス停へ。乗車券とパスポートのチェックがあり、乗車。
マチュピチュ遺跡入口に着いて、念のためトイレ。使用料は1ソルで、有料なので掃除はきちんとされている。
マチュピチュ遺跡に入場する際にも入場券とパスポートのチェックがあり、記名、サイン、入場日時を記入させられる。
朝から曇りで遺跡でも曇っていて見晴しは良くない。遺跡は後で見学するので先ずはワイナピチュへ向かい、素通りして行く。
ワイナピチュ入口には長い行列ができていてなかなか進まないが、いつもは係員が2人なのに今日は1人だからだそうだ。ここで一旦ガイドさんとは別れる。10時に遺跡入口を出たところで会うことにするが、遅れてもコーヒーを飲んでいるから大丈夫とのこと。
ワイナピチュは入場制限があり、7時からと10時にから、それぞれ200人、1日計400人しか入れない。
最初は登り下りがあって楽だが、すぐに急な登り。急階段がずっと続く。石段で所々には手摺用にロープが張ってある。
ワイナピチュは雲の中ではないが、周りの山々は雲に隠れて、時々雲の切れ間に姿が見える。
頂上近くでは急な石段は幅も人一人が通れるだけの狭いものになる。
ガイドさんが教えてくれた頂上の少し手前にあるオベリスクのところには先に到着した人たちがたくさん休んでいる。マチュピチュ遺跡は雲に隠れて全く見えない。バナナを食べて少し休憩。
さらに登った頂上でも休んでいる人が多い。少し待ってみたが、やはり遺跡は見えない。あきらめて下ることにする。
少し下ったところで雲の切れ間が現れ、運良く遺跡の遠景がみられる。昨日も遠景は見たのだが角度が違うので、また違った素晴らしさ、美しさがある。
頂上付近だけは登り下りが専用の道に分かれているが、大部分は1本道。やがて10時から入場した人たちとすれ違い始める。人数が少ないのですれ違いに困ることはほとんどない。
ワイナピチュ登山を終えたのは10時半になってしまった。遺跡を抜けて出口を出るとガイドさんの姿が見えた。
トイレだけを済ませて再び遺跡に入場。今度は本格的に遺跡内を案内してもらう。短いコースと長いコースのどちらが良いかと聞かれたので、長いコースをお願いする。
遺跡の最上部まで登る。
遺跡の全体が見渡せ、これまで何度も映像で目にして来たものとはいえ、その素晴らしさをあらためて感じる。霧雨が降りはじめたのでAmeliaはレインコートを着る。私は防水のコートを着ていたので大丈夫だが、ホテルを出るときに私たちにポンチョを持っているかと念を押していたガイドさんが着ていたのは防水ではなく、やがて本降りになってビニール袋でポンチョを作って着ていた。
下りながら要所要所で説明してくれる。
特に印象に残っているのは、石組みに関すること。きれいに面を磨いて隙間なく積んだインカの象徴ともなっている工法は神殿に用いられ、隙間をモルタルのようなもので埋める工法は労働者の家などに使われていること。
積み上げるのに使った石の凸部を積んだ後に削ってしまうのだが、未完成のまま残された建物では一部の凸部は残っており、一部のは削りかけになっており、他は完全に削られて跡も分からなくなっている。
水利に関すること。今日のようにここは雨が多いところなので、天水をうまく流すことで水をまかなっていたそうで、遺跡内の各所に細い水路が作られ、斜面を一気に流れてしまわないように水路の傾斜は緩くし要所要所に枡を設置している。
ハイラム・ビンガムがマチュピチュを発見した当時の写真を見せてくれたが、草が生い茂ってはいるものの、現在の修復された姿とほとんど変わらない光景が写真の中にあった。
案内を終えて遺跡を出、出入口前にあるレストラン「サンクチュアリー・ロッジ」で私たちは昼食。ガイドさんとはそこで別れる。レストランは混んでいて少し待たされる。席に着くと向かいは日系ブラジル人の団体。ゲートボール大会がリマであったので出場し、そのついでの観光だそうだ。私の前に座った人は89歳だそうだが、70代にしか見えないほど元気。ゲートボール大会で新潟、北海道、沖縄にも行ったとのことで南米各地も含めて飛び回っている。隣は今回優勝した人だったが、彼らの間では日本語とポルトガル語をごちゃまぜにした会話が行われていたのが面白かった。食事の方は、まだ体調が回復せず食欲がないのであっさりしたものを少し食べただけだが、そんなに美味しくもなかった。ホテルとしては高価で有名人もたくさん泊まっているそうだが、レストランとしてはどこにでもある観光客相手のビュッフェ・レストランでしかない。ここには他にないので選択の余地はないが。
食事が終わる頃には雨は止んでいた。再度マチュピチュ遺跡に入場。ガイドさんと回ったところ以外のところも通ってみる。
新しい発見はないが、日が射してきて、雨の中とはまた違った景色が見られる。堪能したので、閉門より少し前に遺跡を後にし、バスで村に下りる。
ホテルでシャワーを浴びてすっきりしてから夕食に出る。
この村は全てが観光客向けになっているのでどこでも同じようなものだとあきらめて、アルマス広場に面した外見もメニューも呼び込みも、典型的な観光客向けレストランに入る。
ワンタンスープとキヌア。どちらもまずくはなかったのでよかった。広場に面した教会ではミサが行われていたが、参加者は10人ちょっとだったようだ。煌々と照明が点いていた。
por AndrésAndrés
andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
関連
コメントを残す