7時起床。8時半に朝食をとりに出かける。
Calle Paral-lelに出たところの場末のといった感じのBar。Barの前で警官が出て規制線の準備。日曜日なのでデモでもあるのだろうか。BarのCamaleraは愛想が悪い。BocataとBiquiniにCafé con leche。近所の馴染みらしき客が数人。
食事中に外を見ると消防士が通りを走って行く。消防服を着ているもの、酸素ボンベを背負っている者など数十人が走り過ぎただろうか。一般人なのかどうかわからないが、ジョギングの服装の人も交じっている。消防士たちが走り過ぎた後にランナーがどんどん走ってくる。マラソン大会のようだ。ひょっとしたら消防隊支援のチャリティーマラソンなのだろうか。
食事を終えて通りに出てみると港の方から大量のランナーが走ってくる。ホテルに戻るには通りを横切らなければならないのだが、それが不可能なほどのランナーの群れ。道いっぱいに広がり、中には歩道に入って走る人もいる。半数以上が同じウエアを身に着けていて、その胸にはCURSA BOMBEROS BARCELONAの文字。後で調べたら、これは10㎞マラソン大会の名称だと分かったが、なぜBomberos(消防士)なのかは不明。しばらく道端で見物し、ランナーが少しばらけてきた隙に道を渡ってホテルに戻った。
10時過ぎにチェックアウト。今日メノルカ島に渡るつもりだったのだが、Mahón行きの船は日曜日には出ないのでBarcelonaにもう一泊することになった。今日まで泊まったホテルにもう一泊しても良かったのだが、ここは周囲の治安状況に心配があり、夜10時半ごろに出る船への移動を考えて乗船場に近く環境の良いホテルに移動することにした。ほんの十数分歩いたところに次のホテルがある。港に突き出た人工の半島の先。10時半前に着くと部屋に入ることができた。Eurostars Grand Marinaという五つ星のホテル。部屋は広く、バスルームはバスタブとは別にシャワー室もついているし、小さいロッカールームもある。大きな窓からはBarcelonaの街が見える。
11時外出。Catedralに行ってみる。ランブラスに出、少しおなかが空いたのでレイアル広場に逸れてテラス席でチューロにチョコラーテとCafé cortado。広場では露店の切手市が開かれ、同好の士が集まっている。切手よりもコインを売る店の方が多いようだ。
裏通りを通って市庁舎前の広場に出ると、クリスマスの飾りが据えられ、人だかりがしている。
Catedralの裏庭に入れた。昔と同様、アヒルが十数羽いて中には騒いでいるのもいる。真ん中が区切られ、ベレンが設えられている。そんなに凝ったものではないが、入場制限をして混雑を避けるほどの見物人。運よく私たちはほとんど待つこともなくは入れ、少し後には閉められてしまった。
Catedral前の広場ではベレンの人形などの市が開かれていて、大変な人出。日曜なのでサルダーナを踊っていないかと来てみたが、店と客であふれている。
Catedralの前にGaudí Exhibition Centerというのがあるので行ってみるが、展示してあるのはガウディとは関係なく、ベレン人形など。市でたくさん見た後なので入るのはやめる。
 
まだ行ったことがなかったのでガウディのCasa Calvetに行く。1階がレストランになっているようなので、そこで昼食をと思ったのだ。しかしレストランは中華だったのでやめにして、建物の外観を見るだけにする。
ネットで見つけたレストランを探すが、見当たらない。少し離れたところに良さそうな店があったので入る。アルゼンチン料理の店。サラダとブロシェット、焼き野菜とステーキ、パンとグラスワインとAgua con gas。サラダはスペインでは初めてだが、サラダバーだった。質もよく味も良い。パンは小さなもの3種。客もほどほどに入り、カマレーロの一人はアルゼンチン人なのか聞き取りにくいスペイン語だった。ちょっと高かったが落ち着いて食べられる良いレストランだった。
食事を終えてPlaza de Tetuanを経てArc de Triomfに。昔遠くから見ただけのもので、当時は鉄製のように思ったが、レンガ造りだった。その先の遊歩道で大道芸やシャボン玉売りが出ていて、散歩する人も多い。まっすぐ進むとそのままシウダデラ公園に入る。ここも家族連れなどがたくさん歩いている。アフリカ系の物売りが店を開いているが、遠くにパトカーが現れただけでサッと店じまいをする。取り締まりが厳しいのだろうか。動物園の入口に突き当たったところで右に折れる。簡易トイレがいくつも並べられているが、使おうとすると断られる。
スポーツセンターがあって、体育館でバスケットボールの試合をやっている。高校生らしきチームの試合。応援もあって盛り上がっている。トイレが使えたので助かる。しばらく試合を見るが、特別うまいと言うほどではない。
フランサ駅。昔はパリ行きの列車なども出ていたが、現在はサンツ駅に主役の座を譲り、閑散としている。
コロン通りに出てホテル方向に進むが、ホテルの周囲には店は何もないし、コロン通りにもパン屋などなさそうなので、ちょっと脇道に逸れてみたら、Barでパンなども売っているのがあったのでボカディージョ、クロワッサン、アップルパイを買う。忙しいからか、会計はクレジットカード読み取り機に金額を入れて客に渡し、あとは客が自分でカードを挿入し、暗証番号を入力し、レシートを店用と客用に出し、店用だけ置いて行くという風にしている。見慣れた操作なので私たちも戸惑うことはないが。
再び港沿いの道に出てホテルに向かう。昨日より少し寒い。ずいぶん歩いたので少し疲れた。
ホテルに戻りシャワー、日記、買ってきたボカディージョなどで軽い夕食。窓から見えるフェリーは小さめの船だがマジョルカ島行きのもののよう。23時発らしい。2時間ほど前から車の乗船が始まり、もうすぐ出港するようだ。
 
/images/2020/01/20191201_125207-1024x576.jpg/images/2020/01/20191201_125207-150x150.jpgAndrésスペイン旅行7時起床。8時半に朝食をとりに出かける。 Calle Paral-lelに出たところの場末のといった感じのBar。Barの前で警官が出て規制線の準備。日曜日なのでデモでもあるのだろうか。BarのCamaleraは愛想が悪い。BocataとBiquiniにCafé con leche。近所の馴染みらしき客が数人。 食事中に外を見ると消防士が通りを走って行く。消防服を着ているもの、酸素ボンベを背負っている者など数十人が走り過ぎただろうか。一般人なのかどうかわからないが、ジョギングの服装の人も交じっている。消防士たちが走り過ぎた後にランナーがどんどん走ってくる。マラソン大会のようだ。ひょっとしたら消防隊支援のチャリティーマラソンなのだろうか。 食事を終えて通りに出てみると港の方から大量のランナーが走ってくる。ホテルに戻るには通りを横切らなければならないのだが、それが不可能なほどのランナーの群れ。道いっぱいに広がり、中には歩道に入って走る人もいる。半数以上が同じウエアを身に着けていて、その胸にはCURSA BOMBEROS BARCELONAの文字。後で調べたら、これは10㎞マラソン大会の名称だと分かったが、なぜBomberos(消防士)なのかは不明。しばらく道端で見物し、ランナーが少しばらけてきた隙に道を渡ってホテルに戻った。 10時過ぎにチェックアウト。今日メノルカ島に渡るつもりだったのだが、Mahón行きの船は日曜日には出ないのでBarcelonaにもう一泊することになった。今日まで泊まったホテルにもう一泊しても良かったのだが、ここは周囲の治安状況に心配があり、夜10時半ごろに出る船への移動を考えて乗船場に近く環境の良いホテルに移動することにした。ほんの十数分歩いたところに次のホテルがある。港に突き出た人工の半島の先。10時半前に着くと部屋に入ることができた。Eurostars Grand Marinaという五つ星のホテル。部屋は広く、バスルームはバスタブとは別にシャワー室もついているし、小さいロッカールームもある。大きな窓からはBarcelonaの街が見える。 11時外出。Catedralに行ってみる。ランブラスに出、少しおなかが空いたのでレイアル広場に逸れてテラス席でチューロにチョコラーテとCafé cortado。広場では露店の切手市が開かれ、同好の士が集まっている。切手よりもコインを売る店の方が多いようだ。 裏通りを通って市庁舎前の広場に出ると、クリスマスの飾りが据えられ、人だかりがしている。 Catedralの裏庭に入れた。昔と同様、アヒルが十数羽いて中には騒いでいるのもいる。真ん中が区切られ、ベレンが設えられている。そんなに凝ったものではないが、入場制限をして混雑を避けるほどの見物人。運よく私たちはほとんど待つこともなくは入れ、少し後には閉められてしまった。 Catedral前の広場ではベレンの人形などの市が開かれていて、大変な人出。日曜なのでサルダーナを踊っていないかと来てみたが、店と客であふれている。 Catedralの前にGaudí Exhibition Centerというのがあるので行ってみるが、展示してあるのはガウディとは関係なく、ベレン人形など。市でたくさん見た後なので入るのはやめる。   まだ行ったことがなかったのでガウディのCasa Calvetに行く。1階がレストランになっているようなので、そこで昼食をと思ったのだ。しかしレストランは中華だったのでやめにして、建物の外観を見るだけにする。 ネットで見つけたレストランを探すが、見当たらない。少し離れたところに良さそうな店があったので入る。アルゼンチン料理の店。サラダとブロシェット、焼き野菜とステーキ、パンとグラスワインとAgua con gas。サラダはスペインでは初めてだが、サラダバーだった。質もよく味も良い。パンは小さなもの3種。客もほどほどに入り、カマレーロの一人はアルゼンチン人なのか聞き取りにくいスペイン語だった。ちょっと高かったが落ち着いて食べられる良いレストランだった。 食事を終えてPlaza de Tetuanを経てArc de Triomfに。昔遠くから見ただけのもので、当時は鉄製のように思ったが、レンガ造りだった。その先の遊歩道で大道芸やシャボン玉売りが出ていて、散歩する人も多い。まっすぐ進むとそのままシウダデラ公園に入る。ここも家族連れなどがたくさん歩いている。アフリカ系の物売りが店を開いているが、遠くにパトカーが現れただけでサッと店じまいをする。取り締まりが厳しいのだろうか。動物園の入口に突き当たったところで右に折れる。簡易トイレがいくつも並べられているが、使おうとすると断られる。 スポーツセンターがあって、体育館でバスケットボールの試合をやっている。高校生らしきチームの試合。応援もあって盛り上がっている。トイレが使えたので助かる。しばらく試合を見るが、特別うまいと言うほどではない。 フランサ駅。昔はパリ行きの列車なども出ていたが、現在はサンツ駅に主役の座を譲り、閑散としている。 コロン通りに出てホテル方向に進むが、ホテルの周囲には店は何もないし、コロン通りにもパン屋などなさそうなので、ちょっと脇道に逸れてみたら、Barでパンなども売っているのがあったのでボカディージョ、クロワッサン、アップルパイを買う。忙しいからか、会計はクレジットカード読み取り機に金額を入れて客に渡し、あとは客が自分でカードを挿入し、暗証番号を入力し、レシートを店用と客用に出し、店用だけ置いて行くという風にしている。見慣れた操作なので私たちも戸惑うことはないが。 再び港沿いの道に出てホテルに向かう。昨日より少し寒い。ずいぶん歩いたので少し疲れた。 ホテルに戻りシャワー、日記、買ってきたボカディージョなどで軽い夕食。窓から見えるフェリーは小さめの船だがマジョルカ島行きのもののよう。23時発らしい。2時間ほど前から車の乗船が始まり、もうすぐ出港するようだ。  退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)