合計距離: 30977 m
最高点の標高: 69 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 913 m
累積標高(下り): -958 m
総所要時間: 09:35:31

10月15日(日)

朝食はホテルのビュッフェ。特に変わったものはない。

9時15分にチェックアウト。坂道を30分ほど下ってCaminoに戻る。

ジャカランダの花が終わりかけている。曇っていて下りなので、今日は楽になりそう。


Caminoを歩きはじめるとすぐにテージョ川の支流のプリオル・ヴェーリョ川の橋を渡り、左折して川沿いの遊歩道兼自転車道をずっと進む。歩いている人はほとんどいないが、日曜日ということもあってかサイクリングを楽しむ人が多い。Bon díaと声を掛け合う。Buen camino と掛けて来る人は少ない。上流に向かって歩くが、ほとんど勾配はないので、歩くのは楽。ただし小雨が降ったり止んだり。朝は涼しかったのに、蒸し暑くなって汗で気持ち悪い。


川から離れ、小さな集落に入ったところにSociedade Recreativa da Granjaというカフェがあったので昼食にする。ビファーナとスープ、炭酸水とコーヒー。安食堂の代表的軽食。不味くはない。店内は近所の人たちで混雑。

集落を抜けて行くと他に2軒のカフェやレストランがあったが、それらは閉まっていた。


しばらくすると舗装路から離れ、畑や茂みの間の泥道に。靴の裏に泥が粘り付き、すぐに数センチの厚みに。地面に擦っても、草地で削り取ろうとしてもとれない。立ち止まって杖で落とそうとすると、蚊が襲いかかって来る。時々陽が差し蒸し暑さは一層増して汗をかくと、それがまた蚊を呼ぶ。全くもって最悪の状況。こんな道が数百メートル続いた。


工場地帯を抜けて線路を越えるとテージョ河畔に出る。公園の入口にカフェがあったので休憩。この頃には腰の筋肉が疲労し、歩いていても身体が左に傾いてしまう。休憩すると直るが、歩き出すと数分でまた傾きはじめる。川沿いのハイキングコースになって木道が続き、歩きやすいのだが、疲労は増すばかり。カフェから先の5kmほどをやっとの思いで歩き、Alverca駅に17時に到着。電車で2駅のSanta Iriaへ移動し、数分歩いてホテルに。

ホテルは VIP Executive Santa Iria Hotelという立派な名前。昔は名前相応のホテルだったようだし、その名残もいくらか見受けられるが、現在は凋落してしまったという印象。値段も安くなっているので助かるが。

部屋に入ってベッドに倒れ込み、しばらく眠ってしまった。


夕食はホテルのレストランで、アラカルト。スープ、パスタ、鶏肉。パスタは予想通り茹ですぎだった。

明日は歩けるかどうか自信がないので、このホテルにもう一泊し、バックパックを置いて身軽になって出かけることにした。明朝は歩けなければホテルで休養、歩ければ17kmの予定を小さなリュックで、ということにした。

日記を書く気力もなく、食後はまたすぐにベッドに入ってしまった。

今日の歩行

ホテルからCamino 2.2km 3,500歩

CaminoをAlverca駅まで 17.9km 29,969歩

Santa Iria駅からホテル 0.7km 1,391歩

合計 20.8km 34,860歩

 

/images/2023/10/IMG_4204-700x394.jpeg/images/2023/10/IMG_4204-150x150.jpegAndrésポルトガルの道 Camino PortuguésCamino Portugués,Santa Iria,VIP Executive Santa Iria Hotel10月15日(日) 朝食はホテルのビュッフェ。特に変わったものはない。 9時15分にチェックアウト。坂道を30分ほど下ってCaminoに戻る。 ジャカランダの花が終わりかけている。曇っていて下りなので、今日は楽になりそう。 Caminoを歩きはじめるとすぐにテージョ川の支流のプリオル・ヴェーリョ川の橋を渡り、左折して川沿いの遊歩道兼自転車道をずっと進む。歩いている人はほとんどいないが、日曜日ということもあってかサイクリングを楽しむ人が多い。Bon díaと声を掛け合う。Buen camino と掛けて来る人は少ない。上流に向かって歩くが、ほとんど勾配はないので、歩くのは楽。ただし小雨が降ったり止んだり。朝は涼しかったのに、蒸し暑くなって汗で気持ち悪い。 川から離れ、小さな集落に入ったところにSociedade Recreativa da Granjaというカフェがあったので昼食にする。ビファーナとスープ、炭酸水とコーヒー。安食堂の代表的軽食。不味くはない。店内は近所の人たちで混雑。 集落を抜けて行くと他に2軒のカフェやレストランがあったが、それらは閉まっていた。 しばらくすると舗装路から離れ、畑や茂みの間の泥道に。靴の裏に泥が粘り付き、すぐに数センチの厚みに。地面に擦っても、草地で削り取ろうとしてもとれない。立ち止まって杖で落とそうとすると、蚊が襲いかかって来る。時々陽が差し蒸し暑さは一層増して汗をかくと、それがまた蚊を呼ぶ。全くもって最悪の状況。こんな道が数百メートル続いた。 工場地帯を抜けて線路を越えるとテージョ河畔に出る。公園の入口にカフェがあったので休憩。この頃には腰の筋肉が疲労し、歩いていても身体が左に傾いてしまう。休憩すると直るが、歩き出すと数分でまた傾きはじめる。川沿いのハイキングコースになって木道が続き、歩きやすいのだが、疲労は増すばかり。カフェから先の5kmほどをやっとの思いで歩き、Alverca駅に17時に到着。電車で2駅のSanta Iriaへ移動し、数分歩いてホテルに。 ホテルは VIP Executive Santa Iria Hotelという立派な名前。昔は名前相応のホテルだったようだし、その名残もいくらか見受けられるが、現在は凋落してしまったという印象。値段も安くなっているので助かるが。 部屋に入ってベッドに倒れ込み、しばらく眠ってしまった。 夕食はホテルのレストランで、アラカルト。スープ、パスタ、鶏肉。パスタは予想通り茹ですぎだった。 明日は歩けるかどうか自信がないので、このホテルにもう一泊し、バックパックを置いて身軽になって出かけることにした。明朝は歩けなければホテルで休養、歩ければ17kmの予定を小さなリュックで、ということにした。 日記を書く気力もなく、食後はまたすぐにベッドに入ってしまった。 今日の歩行 ホテルからCamino 2.2km 3,500歩 CaminoをAlverca駅まで 17.9km 29,969歩 Santa Iria駅からホテル 0.7km 1,391歩 合計 20.8km 34,860歩  退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)