作者アーカイブ: Andrés - ページ 66
「本当のこと」を伝えない日本の新聞 マーティン・ファクラー(双葉新書 2012年7月8日)
著者は前ニューヨーク・タイムズ東京支局長。日本の新聞がジャーナリズムの態をなしていないことを、福島原発事故を中心に指摘している。さらにその原因は「記者クラブ」制度にあるとして、その弊害を様々な角度から…
「知の逆転」吉成真由美(NHK出版新書 2012年12月10日)
サイエンスライターの吉成氏によるインタビュー集。相手はジャレド・ダイアモンド(生物学者・生理学者)、ノーム・チョムスキー(言語学者)、オリバー・サックス(神経学者)、マービン・ミンスキー(コンピュータ…
旅行(浜松・名古屋・長浜・福井県)2016/03/17~25
今回は車での旅行で、日程は以下の通り。3/17 自宅~浜松 楽器博物館3/18 浜松~中部国際空港 方広寺・龍潭寺・気賀関所3/19 中部国際空港~名古屋 名古屋市市政資料館3/20 名古…
Caminoの宿評価
評価(【清潔さ】【快適さ】【サービス】【部屋の状態】)は5段階です。あくまでも私たちの独断ですから、利用時期などによって大幅に変わることもあると思います。【価格】は私たちの宿泊時の二人でのものです。【…
映画「火の山のマリア」
監督はグアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ。舞台は火山のふもとのマヤ人の農村。17歳のマリアは両親と共に暮らしていたが、男手一つで子供を育てていた地主のイグナシオと結婚することになった。しかしマリアは…
「反知性主義」森本あんり(新潮選書 2015年2月20日)
反知性主義を佐藤優は「実証性や客観性を軽んじ、自分が理解したいように世界を理解する態度」と定義しているが、著者が扱っているのはアメリカの「反知性主義」で、それは単に知性を否定するものではなく、「学問と…
「リベラルじゃダメですか?」香山リカ(祥伝社新書 2014年8月10日)
近年の「リベラル派」衰退の理由を考察した一書。まず、現在の日本に広まっているリベラル批判を根拠なき批判、誤った批判、もっともな批判の3つに分類している。このうちの「もっともな批判」を主に扱い、それも反…
「聖書を旅する3-福音と福音書」犬養道子(中央公論社 1996年9月7日)
1993年から1994年にかけて雑誌に連載されたものに、加筆訂正したもの。当時の聖書学の成果も踏まえて新約聖書を解説したもので、聖書理解を進める上で有益なもの。しかしいくつかの章は「レジュメ」と付記さ…