スペイン旅行2016(07/10)Donostia(San Sebastián)
8時半起床。曇り空で涼しい。長袖で十分。10時前に出かける。ホテルの近くのBarで朝食。クロワッサンとサンドウィッチにCafé con lecheとTé con leche。クロワッサンはおいしいが値段は高め。
歩いて川の右岸を歩いてRenfe駅の方へ向かう。2年前には今回泊まっているホテルの隣にバスセンターがあったのだが、今そこはバスの駐車場になっているようで、Renfe駅に隣接して新しいバスセンターができている。
バスセンターの方からSan Fermínの格好をした数人がやって来た。バスセンターの中に入ってみるとSan Fermín姿がたくさんいる。今朝の牛追いが終わってからにしては早いので、昨夜飲み明かしたまま今朝のバスに乗って来たのではないか。
まっすぐ進んでGros地区に入り、市街地を進んで海岸、Playa de Zurriolaに出る。
昨日のConcha海岸ほどではないが、曇天で涼しいにもかかわらず結構な人出。外海に面しているからか波が非常に高い。さすがに泳ぐ人はほとんどいないが、かわりにサーファーの姿が多い。
海岸沿いを歩き、Palacio de Congresosに着く。プログラムを眺めてみるが今日は見たくなるものはない。
橋を渡ってParte Viejaに入り、また海沿いに歩く。
Museo San Termoに入る。新館の部分と教会Iglesia San Vicenteの部分からなる。最初に新館の1階を見るが、展示の意図がよくわからない。特別展となっているのだが、展示順、展示内容ともまとまりがあるとは思えないし、説明書きが非常に見にくい。
教会に入ると、壁画、天井画が特徴的。見覚えがあると思ったら、30年前にBarcelona郊外のVicの町の教会で見た天井画、壁画だ。画家はセルト。Vicのは堂内が暗くてよく見えなかったが、ここのは暗めだが照明が当てられているのでよく見ることができた。入口に13時から上映があるとあった。時間になると堂内が暗くなり入口の方の壁で上映が始まり、やがて奥の方の側面と祭壇上方のドームに映される。内容はSan Sebastiánの歴史だが、説明的なものではない。
Claustroを通って反対側の建物に入ると、そこはバスクの歴史。
お腹が空いたのでいったん出て食事にする。
Museoを出るとすぐにCentroで、ピンチョスで有名なBar街。メニューを見ながら辺りを少し歩いてみる。やはりこの辺は高い。Menú del díaが最低でも15ユーロほど。20ユーロ以上がほとんど。結局最初の方に見た店に入る。予約済みの席が多くて、残席は2つほどしかなかった。1皿目はエビの入ったサラダとやはりエビの入ったグラタンのようなものの入ったパイ。二皿目は本日の魚と牛肉。デザートはクワハーダとチーズケーキ。一皿目の2品はおいしかった。二皿目の魚はやはりスズキか。デザートは両方ともおいしかった。ワインはグラス。味は良いし少し手が込んではいるが20ユーロは高い。やはりSan Sebastiánは高い。同程度のものがVitoriaでは10ユーロでしかもワインはボトルで出るのだから。
食後、Iglesia de Santa Maríaへ。入場料3ユーロ。教会に特に見るべきものはない。堂内に音楽が流れていると思ったら、中央祭壇脇の通路から入ったCapillaで礼拝中の人々の歌う讃美歌だった。ところが間もなく本堂内のスピーカーから静かではあるがポピュラー音楽が流されて興ざめ。日本の観光地ではあるまいし、どうしてそんなことをするのだろう。
奥のMuseoには少しだがロマネスクの像や絵画、3枚のグレコ。
Museo Navalに行くが、日曜日は2時までで閉まっている。その近くに遊覧船乗り場があり乗客がもう乗っていてすぐ出発しそうなので乗ってみる。
岬を回って外海に出、Playa de Zurriolaの沖でUターンし、Isla Santa Claraの反対側を通ってConcha湾に入って戻るというコース。波が高く結構揺れる。案内は全くない。岸に打ち寄せる波が白いしぶきを時々高く上げる。
遊覧を終えて下船後、海岸を歩いて岬を回り、再びMuseo San Termoに入る。今度は上階。バスクの歴史や生活といった民俗博物館。映像が多用されている。最初の少し広めの上映場が居眠りに適していたので、3回も居眠りをしながら見てしまった。バスクの現代史をまとめたもので面白い内容なのだが。
最後は絵画コレクション。15世紀から19世紀のもので、良いものもいくつかある。
地上階に下り、Museo併設のBarへ。入場券を見せるとピンチョス1品と飲み物1杯を2ユーロでというもの。
パッションフルーツのムースと生ハムのアリオリソース。Agua con gasとチャコリ。おいしかった。
歩いて帰ろうと思ったが、市場のわきを抜けてバス停の並んだ一角に出たところでちょうど28番のバスが来た。Turismoで28番がホテルに行くと教えられていたので運転手に確認して乗った。降車バス停で運転手さんが教えてくれ、降りてみるとホテルのすぐ近くだった。明日は荷物を持っての移動なのでバスでCentroに行くことにしよう。
ホテルの部屋に荷物を置いて地上階に戻り、ホテルのBarへ。ここでも宿泊者はピンチョス1品と飲み物1杯が2.5ユーロ。生ハムとチーズのとトマトとアンチョビの。Agua con gasとチャコリ。これもまずまずだった。ロビーでゆっくりしながら明後日のIrunのホテルを予約。
部屋に戻り、欧州杯決勝のポルトガル対フランスを見る。延長でポルトガルが勝った。ロナウドは前半早々に負傷退場。フランスが少し押し気味だったが、一瞬のスキでポルトガルが得点して終わった。
ハーフタイムにシャワー。あとはサッカーを見ながら日記。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2016/07/11/%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%97%85%e8%a1%8c2016%ef%bc%880710%ef%bc%89donostia%ef%bc%88san-sebastin%ef%bc%89//images/2016/07/P71062641-644x430.jpg/images/2016/07/P71062641-150x150.jpgスペイン旅行8時半起床。曇り空で涼しい。長袖で十分。10時前に出かける。ホテルの近くのBarで朝食。クロワッサンとサンドウィッチにCafé con lecheとTé con leche。クロワッサンはおいしいが値段は高め。 歩いて川の右岸を歩いてRenfe駅の方へ向かう。2年前には今回泊まっているホテルの隣にバスセンターがあったのだが、今そこはバスの駐車場になっているようで、Renfe駅に隣接して新しいバスセンターができている。 バスセンターの方からSan Fermínの格好をした数人がやって来た。バスセンターの中に入ってみるとSan Fermín姿がたくさんいる。今朝の牛追いが終わってからにしては早いので、昨夜飲み明かしたまま今朝のバスに乗って来たのではないか。 まっすぐ進んでGros地区に入り、市街地を進んで海岸、Playa de Zurriolaに出る。 昨日のConcha海岸ほどではないが、曇天で涼しいにもかかわらず結構な人出。外海に面しているからか波が非常に高い。さすがに泳ぐ人はほとんどいないが、かわりにサーファーの姿が多い。 海岸沿いを歩き、Palacio de Congresosに着く。プログラムを眺めてみるが今日は見たくなるものはない。 橋を渡ってParte Viejaに入り、また海沿いに歩く。 Museo San Termoに入る。新館の部分と教会Iglesia San Vicenteの部分からなる。最初に新館の1階を見るが、展示の意図がよくわからない。特別展となっているのだが、展示順、展示内容ともまとまりがあるとは思えないし、説明書きが非常に見にくい。 教会に入ると、壁画、天井画が特徴的。見覚えがあると思ったら、30年前にBarcelona郊外のVicの町の教会で見た天井画、壁画だ。画家はセルト。Vicのは堂内が暗くてよく見えなかったが、ここのは暗めだが照明が当てられているのでよく見ることができた。入口に13時から上映があるとあった。時間になると堂内が暗くなり入口の方の壁で上映が始まり、やがて奥の方の側面と祭壇上方のドームに映される。内容はSan Sebastiánの歴史だが、説明的なものではない。 Claustroを通って反対側の建物に入ると、そこはバスクの歴史。 お腹が空いたのでいったん出て食事にする。 Museoを出るとすぐにCentroで、ピンチョスで有名なBar街。メニューを見ながら辺りを少し歩いてみる。やはりこの辺は高い。Menú del díaが最低でも15ユーロほど。20ユーロ以上がほとんど。結局最初の方に見た店に入る。予約済みの席が多くて、残席は2つほどしかなかった。1皿目はエビの入ったサラダとやはりエビの入ったグラタンのようなものの入ったパイ。二皿目は本日の魚と牛肉。デザートはクワハーダとチーズケーキ。一皿目の2品はおいしかった。二皿目の魚はやはりスズキか。デザートは両方ともおいしかった。ワインはグラス。味は良いし少し手が込んではいるが20ユーロは高い。やはりSan Sebastiánは高い。同程度のものがVitoriaでは10ユーロでしかもワインはボトルで出るのだから。 食後、Iglesia de Santa Maríaへ。入場料3ユーロ。教会に特に見るべきものはない。堂内に音楽が流れていると思ったら、中央祭壇脇の通路から入ったCapillaで礼拝中の人々の歌う讃美歌だった。ところが間もなく本堂内のスピーカーから静かではあるがポピュラー音楽が流されて興ざめ。日本の観光地ではあるまいし、どうしてそんなことをするのだろう。 奥のMuseoには少しだがロマネスクの像や絵画、3枚のグレコ。 Museo Navalに行くが、日曜日は2時までで閉まっている。その近くに遊覧船乗り場があり乗客がもう乗っていてすぐ出発しそうなので乗ってみる。 岬を回って外海に出、Playa de Zurriolaの沖でUターンし、Isla Santa Claraの反対側を通ってConcha湾に入って戻るというコース。波が高く結構揺れる。案内は全くない。岸に打ち寄せる波が白いしぶきを時々高く上げる。 遊覧を終えて下船後、海岸を歩いて岬を回り、再びMuseo San Termoに入る。今度は上階。バスクの歴史や生活といった民俗博物館。映像が多用されている。最初の少し広めの上映場が居眠りに適していたので、3回も居眠りをしながら見てしまった。バスクの現代史をまとめたもので面白い内容なのだが。 最後は絵画コレクション。15世紀から19世紀のもので、良いものもいくつかある。 地上階に下り、Museo併設のBarへ。入場券を見せるとピンチョス1品と飲み物1杯を2ユーロでというもの。 パッションフルーツのムースと生ハムのアリオリソース。Agua con gasとチャコリ。おいしかった。 歩いて帰ろうと思ったが、市場のわきを抜けてバス停の並んだ一角に出たところでちょうど28番のバスが来た。Turismoで28番がホテルに行くと教えられていたので運転手に確認して乗った。降車バス停で運転手さんが教えてくれ、降りてみるとホテルのすぐ近くだった。明日は荷物を持っての移動なのでバスでCentroに行くことにしよう。 ホテルの部屋に荷物を置いて地上階に戻り、ホテルのBarへ。ここでも宿泊者はピンチョス1品と飲み物1杯が2.5ユーロ。生ハムとチーズのとトマトとアンチョビの。Agua con gasとチャコリ。これもまずまずだった。ロビーでゆっくりしながら明後日のIrunのホテルを予約。 部屋に戻り、欧州杯決勝のポルトガル対フランスを見る。延長でポルトガルが勝った。ロナウドは前半早々に負傷退場。フランスが少し押し気味だったが、一瞬のスキでポルトガルが得点して終わった。 ハーフタイムにシャワー。あとはサッカーを見ながら日記。 por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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