7時起床。もちろん眠いが、起きてしまえば思いのほか平気だった。ホテルの朝食はビュッフェ。オムレツを注文で作ってくれる。パンはあまり美味しくない。ホットケーキとホットサンドの作り置きもあるが、これもそんなに美味しくない。野菜少々と果物、ヨーグルト。コーヒーとジュース。私たちが入った時は1組しかいなかったが、徐々に客は増えた。日本人の女性3人組も。出かけて、先ずはバス・メトロポリターノの駅へ。切符はプリペイドカードだが、クレジットカードでは買えないし、米ドルでもダメ。道を渡ったところにショッピングビルのようなものが見えたので行ってATMでソルを引き出す。駅に行って買おうとしたが、50ソル札では買えない。駅員がスーパーで両替して来るように言う。ATMのあったビルの地下のスーパーに行くと、レジで両替してくれた。

やっとカードが手に入ってバスに乗る。一枚のカードを二人で使える。バスは結構混む。駅名表示が出たので安心していたが、途中で出なくなってしまった。バス停の表示で降りる場所はわかったが。乗ったのは28 de JulioからJirón de la Uniónまで。降車後、5分ほど歩いてアルマス広場へ。
旧市街の古い建物は2階建が多く、2階部分は木造の張り出し窓のようになっていて風情はあるのだが、ほとんどは廃屋状態で、1階だけが使われている。世界遺産の関係で下手な修理はできず、かと言ってちゃんとした修復にかけるほどのお金はないということなのだろうか。警官がたくさん立っている。

カテドラルに入る。入場料を払って入るとすぐ右にピサロの遺骸とされるものが安置されている。あとはCapillaに宗教画があり、図書室や聖具類の展示があるがいずれも特筆すべきものはない。

次はサン・フランシスコ修道院。ガイドツアーのみで行った時には英語ガイドが始まるところだったのでそれに参加。地下のカタコンベが有名で、狭い階段を地下に降りると、区画を切って頭蓋骨、大腿骨、上腕骨などと分けてある。公開されているのは一部で全部で数万体があるそうだが、なぜ修道院や教会の地下に埋めたのかが分からない。教会の近くだからと言うのであれば、ほかの教会にもあって良さそうなものなのに。


アルマス広場の近くで昼食。セビーチェと豚肉のアサード。味はまずまずだが量が多い。二皿だけを注文したが、少し残してしまった。支払い時にクレジットカードで払うが、チップをいくらにするかをきいてきた。10%ほどを入れてもらう。

サント・ドミンゴ教会・修道院へ行く。ここもガイドツアーで今度はスペイン語。中庭、図書室等。眠気が襲ってきて、ガイドさんにの説明を理解しようとの気力どころか、立っていてもそのまま眠ってしまいそう。ここにも規模はずっと小さいが地下墓地。最後に塔に上る。急階段で、さすがにこれで眠気が吹き飛んだ。
塔の上から見ると、リマの北側に一木一草もない山の斜面をはい上るようにして建物が建っている。バラックではなさそうだが、貧民街なのだろうか。崖崩れがいつ起きても不思議がないように見える。

次はラ・ウニオン通りを経てサン・マルティン広場へ。ラ・ウニオン通りは歩行者専用になっており、大道芸が多い。しかし何故か銅色に体を塗った静止芸、それも兵隊姿がほとんど。見る方は珍しくもないので稼ぎも少ないだろうに、何故他と違うことをやらないのだろう。サン・マルティン広場は特になし。広場からホテルへ向かおうとしたところで、教会前でオーケストラの演奏が始まりそうだったので聞くことにする。

中学生のオーケストラのようだ。演奏が始まったと思ったら、とんでもなく下手くそ。しかも指揮者が途中で止めたりする。公開練習かとからかいたくなったら、指揮者が脇の物陰に隠れてしまった。しかし団員たちはニコニコしながら落ち着いて待っている。やがて校長らしき人が挨拶したので先ほどのは本当に練習だったのだ。指揮者が再登場して今度こそ本番。やはり下手くそ。2月から初めて夏休みに練習したそうで、それなら下手でもしょうがないが、よくこのレベルで街頭での演奏を決意したものだ。

夕食はホテルの近くの「まいど」でと思ったが、19時からしか開かないので、海岸の方のLarco Marというショッピングモール内のMangosに行く。
ちょうど夕日が沈むのを見ることができた。
Mangosは混んでいたが、海の見えるテーブルに着くことができた。クラブサンドウィッチとTachitos。これはタコスの小さなもの。しかし辛いソースがないので物足りない。店内ではどこかのグループが誕生祝いでHappy birthdayの歌を歌って騒いでいた。

ホテルに戻り、ウエルカム・ドリンクのピスコサワーをBarで飲む。アルコールがけっこう強い。お陰で眠くなってしまった。

por Andrés

/images/2017/03/P3290022-644x430.jpg/images/2017/03/P3290022-150x150.jpgAndrésペルー旅行7時起床。もちろん眠いが、起きてしまえば思いのほか平気だった。ホテルの朝食はビュッフェ。オムレツを注文で作ってくれる。パンはあまり美味しくない。ホットケーキとホットサンドの作り置きもあるが、これもそんなに美味しくない。野菜少々と果物、ヨーグルト。コーヒーとジュース。私たちが入った時は1組しかいなかったが、徐々に客は増えた。日本人の女性3人組も。出かけて、先ずはバス・メトロポリターノの駅へ。切符はプリペイドカードだが、クレジットカードでは買えないし、米ドルでもダメ。道を渡ったところにショッピングビルのようなものが見えたので行ってATMでソルを引き出す。駅に行って買おうとしたが、50ソル札では買えない。駅員がスーパーで両替して来るように言う。ATMのあったビルの地下のスーパーに行くと、レジで両替してくれた。 やっとカードが手に入ってバスに乗る。一枚のカードを二人で使える。バスは結構混む。駅名表示が出たので安心していたが、途中で出なくなってしまった。バス停の表示で降りる場所はわかったが。乗ったのは28 de JulioからJirón de la Uniónまで。降車後、5分ほど歩いてアルマス広場へ。 旧市街の古い建物は2階建が多く、2階部分は木造の張り出し窓のようになっていて風情はあるのだが、ほとんどは廃屋状態で、1階だけが使われている。世界遺産の関係で下手な修理はできず、かと言ってちゃんとした修復にかけるほどのお金はないということなのだろうか。警官がたくさん立っている。 カテドラルに入る。入場料を払って入るとすぐ右にピサロの遺骸とされるものが安置されている。あとはCapillaに宗教画があり、図書室や聖具類の展示があるがいずれも特筆すべきものはない。 次はサン・フランシスコ修道院。ガイドツアーのみで行った時には英語ガイドが始まるところだったのでそれに参加。地下のカタコンベが有名で、狭い階段を地下に降りると、区画を切って頭蓋骨、大腿骨、上腕骨などと分けてある。公開されているのは一部で全部で数万体があるそうだが、なぜ修道院や教会の地下に埋めたのかが分からない。教会の近くだからと言うのであれば、ほかの教会にもあって良さそうなものなのに。 アルマス広場の近くで昼食。セビーチェと豚肉のアサード。味はまずまずだが量が多い。二皿だけを注文したが、少し残してしまった。支払い時にクレジットカードで払うが、チップをいくらにするかをきいてきた。10%ほどを入れてもらう。 サント・ドミンゴ教会・修道院へ行く。ここもガイドツアーで今度はスペイン語。中庭、図書室等。眠気が襲ってきて、ガイドさんにの説明を理解しようとの気力どころか、立っていてもそのまま眠ってしまいそう。ここにも規模はずっと小さいが地下墓地。最後に塔に上る。急階段で、さすがにこれで眠気が吹き飛んだ。 塔の上から見ると、リマの北側に一木一草もない山の斜面をはい上るようにして建物が建っている。バラックではなさそうだが、貧民街なのだろうか。崖崩れがいつ起きても不思議がないように見える。 次はラ・ウニオン通りを経てサン・マルティン広場へ。ラ・ウニオン通りは歩行者専用になっており、大道芸が多い。しかし何故か銅色に体を塗った静止芸、それも兵隊姿がほとんど。見る方は珍しくもないので稼ぎも少ないだろうに、何故他と違うことをやらないのだろう。サン・マルティン広場は特になし。広場からホテルへ向かおうとしたところで、教会前でオーケストラの演奏が始まりそうだったので聞くことにする。 中学生のオーケストラのようだ。演奏が始まったと思ったら、とんでもなく下手くそ。しかも指揮者が途中で止めたりする。公開練習かとからかいたくなったら、指揮者が脇の物陰に隠れてしまった。しかし団員たちはニコニコしながら落ち着いて待っている。やがて校長らしき人が挨拶したので先ほどのは本当に練習だったのだ。指揮者が再登場して今度こそ本番。やはり下手くそ。2月から初めて夏休みに練習したそうで、それなら下手でもしょうがないが、よくこのレベルで街頭での演奏を決意したものだ。 夕食はホテルの近くの「まいど」でと思ったが、19時からしか開かないので、海岸の方のLarco Marというショッピングモール内のMangosに行く。 ちょうど夕日が沈むのを見ることができた。 Mangosは混んでいたが、海の見えるテーブルに着くことができた。クラブサンドウィッチとTachitos。これはタコスの小さなもの。しかし辛いソースがないので物足りない。店内ではどこかのグループが誕生祝いでHappy birthdayの歌を歌って騒いでいた。 ホテルに戻り、ウエルカム・ドリンクのピスコサワーをBarで飲む。アルコールがけっこう強い。お陰で眠くなってしまった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)