7時起床。8時ホテルで朝食。ビュッフェだがメニューは少なめ。パンはフォッカチャのようなのがあり、まずまずの味。チーズは普通。ハムは随分塩っぱい。ポテトとハムとチーズと卵の炒めたのは普通。結構混んでいる。

9時過ぎに出かけ、San Lazaro地区を通る。火山岩でつくられた白い街並みの続く街並み。車も人通りも少なく、家の壁には花の咲いた植木鉢が下げられ風情がある。アンダルシアを思い出す。ただ、思っていたほどは白くなかった。

Santa Catalina修道院へ。1580年に建てられ1970年まで使われていた女子修道院。非常に広く、修道院内だけで一つの村と言ってもいい規模。順路に沿って修道女の個室があるが、一つ一つ造りが違っている。

一部屋だけのもの、寝室兼居間と台所(1K?)、更には2Kに風呂トイレ付まで。広さも様々だが、全体に広い。スペインで訪れた修道院はどれもベッド以外には小さな机を置ける程度だったのだが。

それに半数ほどの部屋には台所が付いていて、カマドの煤がまだ匂っていた。ここの修道女の生活はちょっと想像しにくい。展示されている絵画類には感心するものはなかったが、肖像画の多くの顔が白い仮面のようだったのは、何らかの流派があったのだろうか。芳名帳があったので見ると日本人は1ヶ月に1組しか来ていない。中国、台湾、韓国からはもう少し来ていたが。見学に2時間以上かかってしまった。

昼食にしようと、修道院の斜め前にあるChichaというレストランに行くが、開店の12時まで10分ほどあったので、Pl. de Armasまで行ってみる。途中のアルパカ専門店を少しのぞいて見る。Ameliaはポンチョが気に入ったが色が一種類しかない。旅行代理店でアレキパ周辺を巡るツアーバスのパンフレットを貰う。

Rocoto Relleno
Cuy Chactado
Chicha戻って昼食。Rocoto RellenoとCuy Chactado。Rocotoは赤ピーマンの肉詰めとトルティーリャ・エスパニョーラ。赤ピーマンは結構辛かったが、トルティーリャも含めて美味しかった。Cuyはテンジクネズミで、注文するのに随分躊躇したのだが、アレキパで食べなければ一生食べないだろうと思い切って試してみた。丸焼きで出されたらと心配していたが、頭はなく開いたものを4等分して出されたので、抵抗は少なかった。味は鶏肉に似ていて癖は少ない。また食べようと思うようなものではなかった。
Museo Santuarios Andinos(アンデス聖地博物館)へ。先ずビデオを20分ほど見せられ、中へ。ここの展示の中心はJuanitaと呼ばれる12〜14歳の少女の凍結したミイラ。アレキパ郊外の6300mの山の頂上付近で発見されたもの。凍結していたので皮膚などの保存状態も非常に良い。
Catedralへ。ここの見学はガイド付。金銀宝石の聖具は大変なもので、中には1000個のダイヤモンドを散りばめた冠もあった。祭服も金糸銀糸の刺繍で飾られているもの。いつもながら何を考えているのやらと思ってしまう。

鐘楼に上ると、晴れていればミスティ山などが見えるそうだが、今日は曇っていて山々に姿は見えない。ここのガイドさんは非常にきれいなスペイン語をゆっくり目に話してくれる人で、分かりやすかった。上品な話し方で、領地を失った没落貴族の娘がガイドで生活してますといった風情だった。明日の夕方5時からオルガンの演奏会があるそうなので、聴きに行こうと思う。

アルマス広場では昼からずっと仮設舞台で歌やクイズなどをやっている。

広場から続く道の一つで書籍の露天市をやっていたので覗いてみる。ミニチュア本で土産に良さそうなのがあったので、3冊購入。30ソルのを10USドルで買えた。

微かに霧雨を感じ寒くなったので一旦ホテルに戻る。15分ほど昼寝をし、朝ドラの最終回を見てから夕食に出る。再びSan Lazaro地区を通る。

暗くなっていて人通りはやはり少ないが、若い女性が一人で歩いていたので危険は無いだろう。灯りが点いて朝とは少し違う風情がある。

Santa Catalina修道院の少し先のCrepisimoというクレープ屋で夕食。

チーズとマッシュルームの甘くないクレープとキヌアの甘いクレープ。ワインの赤と白。Agua con gas。美味しいクレープだったが量が多かった。この店もそうだが、ペルーのレストランなどではどこも店員が食器類を丁寧に扱っている。スペインでは結構上級の店でもボトルをテーブルにドンと置いたり、下げる時に皿やナイフなどをガチャガチャいわせたりするのに。

8時半にホテルに戻ったが、街の通りはまだまだ人通りが多く、飲食店にも客が多く入っていた。
por Andrés
/images/2017/04/P3310121-644x430.jpg/images/2017/04/P3310121-150x150.jpgAndrésペルー旅行7時起床。8時ホテルで朝食。ビュッフェだがメニューは少なめ。パンはフォッカチャのようなのがあり、まずまずの味。チーズは普通。ハムは随分塩っぱい。ポテトとハムとチーズと卵の炒めたのは普通。結構混んでいる。 9時過ぎに出かけ、San Lazaro地区を通る。火山岩でつくられた白い街並みの続く街並み。車も人通りも少なく、家の壁には花の咲いた植木鉢が下げられ風情がある。アンダルシアを思い出す。ただ、思っていたほどは白くなかった。 Santa Catalina修道院へ。1580年に建てられ1970年まで使われていた女子修道院。非常に広く、修道院内だけで一つの村と言ってもいい規模。順路に沿って修道女の個室があるが、一つ一つ造りが違っている。 一部屋だけのもの、寝室兼居間と台所(1K?)、更には2Kに風呂トイレ付まで。広さも様々だが、全体に広い。スペインで訪れた修道院はどれもベッド以外には小さな机を置ける程度だったのだが。 それに半数ほどの部屋には台所が付いていて、カマドの煤がまだ匂っていた。ここの修道女の生活はちょっと想像しにくい。展示されている絵画類には感心するものはなかったが、肖像画の多くの顔が白い仮面のようだったのは、何らかの流派があったのだろうか。芳名帳があったので見ると日本人は1ヶ月に1組しか来ていない。中国、台湾、韓国からはもう少し来ていたが。見学に2時間以上かかってしまった。 昼食にしようと、修道院の斜め前にあるChichaというレストランに行くが、開店の12時まで10分ほどあったので、Pl. de Armasまで行ってみる。途中のアルパカ専門店を少しのぞいて見る。Ameliaはポンチョが気に入ったが色が一種類しかない。旅行代理店でアレキパ周辺を巡るツアーバスのパンフレットを貰う。 Chicha戻って昼食。Rocoto RellenoとCuy Chactado。Rocotoは赤ピーマンの肉詰めとトルティーリャ・エスパニョーラ。赤ピーマンは結構辛かったが、トルティーリャも含めて美味しかった。Cuyはテンジクネズミで、注文するのに随分躊躇したのだが、アレキパで食べなければ一生食べないだろうと思い切って試してみた。丸焼きで出されたらと心配していたが、頭はなく開いたものを4等分して出されたので、抵抗は少なかった。味は鶏肉に似ていて癖は少ない。また食べようと思うようなものではなかった。 Museo Santuarios Andinos(アンデス聖地博物館)へ。先ずビデオを20分ほど見せられ、中へ。ここの展示の中心はJuanitaと呼ばれる12〜14歳の少女の凍結したミイラ。アレキパ郊外の6300mの山の頂上付近で発見されたもの。凍結していたので皮膚などの保存状態も非常に良い。 Catedralへ。ここの見学はガイド付。金銀宝石の聖具は大変なもので、中には1000個のダイヤモンドを散りばめた冠もあった。祭服も金糸銀糸の刺繍で飾られているもの。いつもながら何を考えているのやらと思ってしまう。 鐘楼に上ると、晴れていればミスティ山などが見えるそうだが、今日は曇っていて山々に姿は見えない。ここのガイドさんは非常にきれいなスペイン語をゆっくり目に話してくれる人で、分かりやすかった。上品な話し方で、領地を失った没落貴族の娘がガイドで生活してますといった風情だった。明日の夕方5時からオルガンの演奏会があるそうなので、聴きに行こうと思う。 アルマス広場では昼からずっと仮設舞台で歌やクイズなどをやっている。 広場から続く道の一つで書籍の露天市をやっていたので覗いてみる。ミニチュア本で土産に良さそうなのがあったので、3冊購入。30ソルのを10USドルで買えた。 微かに霧雨を感じ寒くなったので一旦ホテルに戻る。15分ほど昼寝をし、朝ドラの最終回を見てから夕食に出る。再びSan Lazaro地区を通る。 暗くなっていて人通りはやはり少ないが、若い女性が一人で歩いていたので危険は無いだろう。灯りが点いて朝とは少し違う風情がある。 Santa Catalina修道院の少し先のCrepisimoというクレープ屋で夕食。 チーズとマッシュルームの甘くないクレープとキヌアの甘いクレープ。ワインの赤と白。Agua con gas。美味しいクレープだったが量が多かった。この店もそうだが、ペルーのレストランなどではどこも店員が食器類を丁寧に扱っている。スペインでは結構上級の店でもボトルをテーブルにドンと置いたり、下げる時に皿やナイフなどをガチャガチャいわせたりするのに。 8時半にホテルに戻ったが、街の通りはまだまだ人通りが多く、飲食店にも客が多く入っていた。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)