「足尾銅山観光」に行く。足尾の街はすっかりさびれたシャッター街になっている。

「足尾銅山観光」では、トロッコ列車に乗って2~300メートル進んで坑内で降り、あとは歩いて坑道を進みながら人形を使った展示と説明を見て回る。

江戸時代、明治、戦後と掘削技術の進歩を追いながら観ることになる。坑道が終わったところに展示室があり、ビデオを見た後で展示品の鉱石、銅銭をはじめとした貨幣類、銅製品などを見る。出口には土産物店があるが、ここは個人経営の土産店が10軒ほどホールに並んでいるもので、同じような品を並べていて、違うのは店員の売り込みの度合いだけ。声をかけて品物を手に取らせる人もいれば、ただ座っているだけの人もいる。上階には食堂があるがここも少々空腹でも入る気が起きないようなもの。「足尾銅山観光」は、数人の観光客が来ていたが、とにかく閑散としているだけでなく、崩壊の時を静かに待っているという雰囲気。休日や夏場は少しは違うのだろうか。

日光に向かう。昼食時は過ぎているが適当な店もないので日光の市街地に入って「懐石ゆば料理与多呂」で湯葉ランチを食べる。2時半を過ぎていたが食べられた。

緑豆寒天、湯葉刺身、胡麻豆腐、湯葉の甘煮、澄し汁、海鮮かき揚げ、ご飯。悪くはなかった。

車が花粉などで汚れがひどいのでガソリンスタンドに寄って洗車してもらう。外側だけの水洗いを頼んだが、機械洗車のあとで拭き上げるだけでなく、室内のマットまできれいにしてくれた。
金谷ホテルにチェックイン。クラシックホテルで、箱根の富士屋ホテルと似ている。部屋に入るが、説明書を見ると展示室「金谷の時間」が5時までなのですぐに行ってみる。

金谷ホテルの歴史を展示している。これも富士屋ホテルと同じ趣向。ここにもアインシュタインなどが泊まっている。

庭に出ると大谷川散策路の入口があるが、ここは明朝にする。さらに進むと大黒山散策路の入口がある。距離も時間も表示されていないが行ってみる。九十九折の上り坂だが苦しいほどではない。10分ほどで頂上に到着。

神社があるだけ。ここでAmeliaが足を蛭に吸われる。1㎝ほどしかないものなので吸い付いてすぐに放したよう。山を下りホテルに戻ってフロントで薬と絆創膏をもらう。

廊下やホールにも写真や資料が展示してある。

部屋に戻ってしばらく休憩。ちょっとだけ眠り、疲れをとる。
昼食が遅かったし、明晩はフランス料理なので、今晩はコース料理はやめにして「百年カレーライス」とサンドウィッチにする。

メインダイニングは柱頭彫刻や欄干の彫物がなかなかのもの。

カレーは大変美味しいが、2,376円は高すぎる。サンドウィッチも同様。

食後にはバー「デイサイト」でカクテルを飲む。金谷ホテルオリジナルの「ニッコウキスゲ」と「バレンシア」。美味しい。
ホテルのスタッフは全員写真家ハービー山口の写真の入った名刺を持っているとのことで、バーを出る時にバーテンから名刺をもらった。なかなか良い写真だ。
部屋に戻ってシャワー。部屋はベッドの上の天井がアーチ状になっている以外には特徴はない。クラシックホテルらしい部屋ではあるが。バスルームは近年改装したらしい。窓からは大谷川の流れの音が響いてくる。

por Andrés

/images/2018/06/20180528_125405-644x483.jpg/images/2018/06/20180528_125405-150x150.jpgAndrés国内旅行「足尾銅山観光」に行く。足尾の街はすっかりさびれたシャッター街になっている。 「足尾銅山観光」では、トロッコ列車に乗って2~300メートル進んで坑内で降り、あとは歩いて坑道を進みながら人形を使った展示と説明を見て回る。 江戸時代、明治、戦後と掘削技術の進歩を追いながら観ることになる。坑道が終わったところに展示室があり、ビデオを見た後で展示品の鉱石、銅銭をはじめとした貨幣類、銅製品などを見る。出口には土産物店があるが、ここは個人経営の土産店が10軒ほどホールに並んでいるもので、同じような品を並べていて、違うのは店員の売り込みの度合いだけ。声をかけて品物を手に取らせる人もいれば、ただ座っているだけの人もいる。上階には食堂があるがここも少々空腹でも入る気が起きないようなもの。「足尾銅山観光」は、数人の観光客が来ていたが、とにかく閑散としているだけでなく、崩壊の時を静かに待っているという雰囲気。休日や夏場は少しは違うのだろうか。 日光に向かう。昼食時は過ぎているが適当な店もないので日光の市街地に入って「懐石ゆば料理与多呂」で湯葉ランチを食べる。2時半を過ぎていたが食べられた。 緑豆寒天、湯葉刺身、胡麻豆腐、湯葉の甘煮、澄し汁、海鮮かき揚げ、ご飯。悪くはなかった。 車が花粉などで汚れがひどいのでガソリンスタンドに寄って洗車してもらう。外側だけの水洗いを頼んだが、機械洗車のあとで拭き上げるだけでなく、室内のマットまできれいにしてくれた。 金谷ホテルにチェックイン。クラシックホテルで、箱根の富士屋ホテルと似ている。部屋に入るが、説明書を見ると展示室「金谷の時間」が5時までなのですぐに行ってみる。 金谷ホテルの歴史を展示している。これも富士屋ホテルと同じ趣向。ここにもアインシュタインなどが泊まっている。 庭に出ると大谷川散策路の入口があるが、ここは明朝にする。さらに進むと大黒山散策路の入口がある。距離も時間も表示されていないが行ってみる。九十九折の上り坂だが苦しいほどではない。10分ほどで頂上に到着。 神社があるだけ。ここでAmeliaが足を蛭に吸われる。1㎝ほどしかないものなので吸い付いてすぐに放したよう。山を下りホテルに戻ってフロントで薬と絆創膏をもらう。 廊下やホールにも写真や資料が展示してある。 部屋に戻ってしばらく休憩。ちょっとだけ眠り、疲れをとる。 昼食が遅かったし、明晩はフランス料理なので、今晩はコース料理はやめにして「百年カレーライス」とサンドウィッチにする。 メインダイニングは柱頭彫刻や欄干の彫物がなかなかのもの。 カレーは大変美味しいが、2,376円は高すぎる。サンドウィッチも同様。 食後にはバー「デイサイト」でカクテルを飲む。金谷ホテルオリジナルの「ニッコウキスゲ」と「バレンシア」。美味しい。 ホテルのスタッフは全員写真家ハービー山口の写真の入った名刺を持っているとのことで、バーを出る時にバーテンから名刺をもらった。なかなか良い写真だ。 部屋に戻ってシャワー。部屋はベッドの上の天井がアーチ状になっている以外には特徴はない。クラシックホテルらしい部屋ではあるが。バスルームは近年改装したらしい。窓からは大谷川の流れの音が響いてくる。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)