合計距離: 65308 m
最高点の標高: 725 m
最低点の標高: 564 m
累積標高(上り): 525 m
累積標高(下り): -664 m
総所要時間: 12:11:26

 

7時過ぎに起床。ホテルの部屋で昨日持ち帰った少しのパンと持ち歩いていたマフィン、チョコレートで朝食がわり。

9時40分にチェックアウト。快晴。荷物を預けて出発。チャマルティン駅から地下鉄1号線でTirso de Molinaへ行く。

地下鉄のChamartín駅は大きなホールがあって、水が流れているようなイルミネーションで壁が覆われ、台南の地下鉄駅を思い出させられる。

Tirso de Molina駅を出て目の前のBarで朝食。

Tostada、CroiasanMixta、Café con leche 、Té。Madridはやはり物価が高い。

San Francisco el Grande教会へ向かうと、通りは大変な人で溢れそう。角に来てみると、その先には無数の露店が並び、人々はそこに流れて行っている。ラストロ(蚤の市)だったようだ。昔行ったことがあるが、買いたいと思うようなものもなく、物凄い人混みの中を歩くのも嫌なので、別の道を進む。

San Francisco el Grande教会に入ると、ちょうどミサの最中。大きな教会の中なので少なく感じるが、100人近くが参列していた。もちろん高齢者が多いが、ここでは若い人の姿もちらほらと見受けられ、わたしたちの前にはヘルメットを持ったライダーのカップルが座って祈っていた。神父は少々スペイン語に拙さがあるように感じた。ミサの中ではウクライナのことが扱われ、ウクライナの歌が流された。教会は外側が工事の足場で覆われ、残念だった。

ミサが終わって外に出ると、シスターがセビージャのオスーナにある修道院のお菓子を売っていて、私たちにも熱心に売り込んできた。ちょっと大きかったが、朝食やおやつにと思い購入。

屋根の見えたアルムデナ大聖堂へ行く。

内部には多くの礼拝堂があり、また床や礼拝堂の壁には墓がたくさんあって、諸聖人の日の名残なのか、墓に花が供えられていて、特に床面のものでは花を踏みつけたり蹴飛ばしてしまいそう。

ロマネスク風のLisの聖母子像が良かった。

王宮を横に見て坂を下り、アテナス公園へ。

ベンチで先ほど買った修道院のお菓子を食べてみる。修道女は日本のお菓子と同じというようなことを言っていたが、カステラと外見は似ているものの歯触りも味も少し違う。上に砂糖液が塗ってあり、その甘みでちょうど良い。素朴な感じだが、味は良い。

ベンチの前では老人たちがボウリングのように地面に棒を立て、そこに向かって半球形の球を投げるというゲームをしている。ルールは全くわからない。やがてゲームを終えると、老人たちはグランドを整備して帰っていった。

スペインの公園には珍しくないのだが、ここにも卓球台が設置されている。ただ、これまで実際に卓球をしている場面に出くわしたことがなかったが、ここではまともなラケットでプレイしていた。

隣のCampo del Moro公園を抜けて王宮の向こうのレストランに向かう。

王宮の裏側を見上げるように公園は広がっている。

紅葉した林もあって気持ちの良い場所。ところが、出入口が一か所しか開いておらず、元に戻らざるを得なかった。

王宮の向かい側にはカフェやレストランがいくつもあって、以前に行ったことはあるのだが、観光客向けで値段が高かった記憶がある。そこで少し脇の方に外れたところにあるレストランに行ってみた。

La Mi Ventaという店。日曜日なので満席と断られることも覚悟していたが、幸い少しだけ席が残っていた。

ミックスサラダとパエーリャにする。サラダは少し甘めのバルサミコ酢が程よく効いて美味しい。パエーリャはちょっと味が濃いが海老が美味しく、米も少し芯があってベチョベチョにならず良い。食後にはオルーホのサービス。カマレロの対応も良く、なかなか良い店だった。

ついでなのでスペイン広場に行ってドンキホーテとサンチョに挨拶。久しぶりに行ってみるとずいぶん整備されている。観光客は少ない。

グランビアに出て地下鉄のGran Via駅へ。さすがにグランビアの人通りは多い。

地下鉄1号線でChamartínへ戻り、ホテルに預けていた荷物を受け取ってRenfeでAlcalá de Henaresへ。今日から2泊する宿はアパルタメントで、5時から6時の間に着く予定と知らせてあったが、間に合わないのでメールで7時ごろに着くと連絡。

7時15分前ごろに着いたが、暗くなっていて様子がよくわからない。建物の中には入れたが、部屋がわからない。ようやく呼び鈴を見つけて押してみたげ反応がない。メールで到着を知らせると、間もなく女性が建物入口に現れた。なんとなく要領を得ない人のよう。部屋に入れてくれて幾つか説明してくれるが、早く切り上げて帰りたいといった風情。先日のアパルタメントのセニョーラとは大違い。部屋数が多く、広いし、冷蔵庫も大きい、食洗機もある、シャワーも新式と設備は整っているのだが、コーヒーはなく、キッチンペーパーもなく、トイレットペーパーの予備もない。タオルは1組だけで、2泊するからもう1組を要求するとベッドの下の収納から出してくれた。パスポートは見ないのかと聞くと、必要ないとのこと。何となくちゃんとしていないところのようだ。

荷物を片付け、夕食に出る。数年前に来た時に泊まったホテル前までマヨール通りを通って行ってみる。結構な人出。日曜日だからだろうか。食事の場所を探しながらマヨール通りを戻り、通りの終点を過ぎてあったBarに入る。人気があるのか客が多い。紅茶とワインを頼むとタパスとオリーブがついてきた。結構美味しい。

パンに生ハムとうずらの卵の目玉焼きをのせたものを注文。結構美味しい。地元客で満員。良い店だった。

ネットを見てみるとこの町では現在、短編映画祭をやっている。明日は見に行こう。

宿に帰ってシャワー、日記。Ameliaは洗濯機で洗濯。暖房を入れているのだが、効きが悪い。

/images/2022/12/b989ead2a6d457e9fbe23690827152da-700x394.png/images/2022/12/b989ead2a6d457e9fbe23690827152da-150x150.pngAndrésイギリス人の道スペイン旅行Alcalá de Henares,Camino de Satiago,Camino Inglés,Campo del Moro,Madrid,San Francisco el Grande,アルムデナ大聖堂,イギリス人の道,サンティアゴ巡礼,スペイン旅行  7時過ぎに起床。ホテルの部屋で昨日持ち帰った少しのパンと持ち歩いていたマフィン、チョコレートで朝食がわり。 9時40分にチェックアウト。快晴。荷物を預けて出発。チャマルティン駅から地下鉄1号線でTirso de Molinaへ行く。 地下鉄のChamartín駅は大きなホールがあって、水が流れているようなイルミネーションで壁が覆われ、台南の地下鉄駅を思い出させられる。 Tirso de Molina駅を出て目の前のBarで朝食。 Tostada、CroiasanMixta、Café con leche 、Té。Madridはやはり物価が高い。 San Francisco el Grande教会へ向かうと、通りは大変な人で溢れそう。角に来てみると、その先には無数の露店が並び、人々はそこに流れて行っている。ラストロ(蚤の市)だったようだ。昔行ったことがあるが、買いたいと思うようなものもなく、物凄い人混みの中を歩くのも嫌なので、別の道を進む。 San Francisco el Grande教会に入ると、ちょうどミサの最中。大きな教会の中なので少なく感じるが、100人近くが参列していた。もちろん高齢者が多いが、ここでは若い人の姿もちらほらと見受けられ、わたしたちの前にはヘルメットを持ったライダーのカップルが座って祈っていた。神父は少々スペイン語に拙さがあるように感じた。ミサの中ではウクライナのことが扱われ、ウクライナの歌が流された。教会は外側が工事の足場で覆われ、残念だった。 ミサが終わって外に出ると、シスターがセビージャのオスーナにある修道院のお菓子を売っていて、私たちにも熱心に売り込んできた。ちょっと大きかったが、朝食やおやつにと思い購入。 屋根の見えたアルムデナ大聖堂へ行く。 内部には多くの礼拝堂があり、また床や礼拝堂の壁には墓がたくさんあって、諸聖人の日の名残なのか、墓に花が供えられていて、特に床面のものでは花を踏みつけたり蹴飛ばしてしまいそう。 ロマネスク風のLisの聖母子像が良かった。 王宮を横に見て坂を下り、アテナス公園へ。 ベンチで先ほど買った修道院のお菓子を食べてみる。修道女は日本のお菓子と同じというようなことを言っていたが、カステラと外見は似ているものの歯触りも味も少し違う。上に砂糖液が塗ってあり、その甘みでちょうど良い。素朴な感じだが、味は良い。 ベンチの前では老人たちがボウリングのように地面に棒を立て、そこに向かって半球形の球を投げるというゲームをしている。ルールは全くわからない。やがてゲームを終えると、老人たちはグランドを整備して帰っていった。 スペインの公園には珍しくないのだが、ここにも卓球台が設置されている。ただ、これまで実際に卓球をしている場面に出くわしたことがなかったが、ここではまともなラケットでプレイしていた。 隣のCampo del Moro公園を抜けて王宮の向こうのレストランに向かう。 王宮の裏側を見上げるように公園は広がっている。 紅葉した林もあって気持ちの良い場所。ところが、出入口が一か所しか開いておらず、元に戻らざるを得なかった。 王宮の向かい側にはカフェやレストランがいくつもあって、以前に行ったことはあるのだが、観光客向けで値段が高かった記憶がある。そこで少し脇の方に外れたところにあるレストランに行ってみた。 La Mi Ventaという店。日曜日なので満席と断られることも覚悟していたが、幸い少しだけ席が残っていた。 ミックスサラダとパエーリャにする。サラダは少し甘めのバルサミコ酢が程よく効いて美味しい。パエーリャはちょっと味が濃いが海老が美味しく、米も少し芯があってベチョベチョにならず良い。食後にはオルーホのサービス。カマレロの対応も良く、なかなか良い店だった。 ついでなのでスペイン広場に行ってドンキホーテとサンチョに挨拶。久しぶりに行ってみるとずいぶん整備されている。観光客は少ない。 グランビアに出て地下鉄のGran Via駅へ。さすがにグランビアの人通りは多い。 地下鉄1号線でChamartínへ戻り、ホテルに預けていた荷物を受け取ってRenfeでAlcalá de Henaresへ。今日から2泊する宿はアパルタメントで、5時から6時の間に着く予定と知らせてあったが、間に合わないのでメールで7時ごろに着くと連絡。 7時15分前ごろに着いたが、暗くなっていて様子がよくわからない。建物の中には入れたが、部屋がわからない。ようやく呼び鈴を見つけて押してみたげ反応がない。メールで到着を知らせると、間もなく女性が建物入口に現れた。なんとなく要領を得ない人のよう。部屋に入れてくれて幾つか説明してくれるが、早く切り上げて帰りたいといった風情。先日のアパルタメントのセニョーラとは大違い。部屋数が多く、広いし、冷蔵庫も大きい、食洗機もある、シャワーも新式と設備は整っているのだが、コーヒーはなく、キッチンペーパーもなく、トイレットペーパーの予備もない。タオルは1組だけで、2泊するからもう1組を要求するとベッドの下の収納から出してくれた。パスポートは見ないのかと聞くと、必要ないとのこと。何となくちゃんとしていないところのようだ。 荷物を片付け、夕食に出る。数年前に来た時に泊まったホテル前までマヨール通りを通って行ってみる。結構な人出。日曜日だからだろうか。食事の場所を探しながらマヨール通りを戻り、通りの終点を過ぎてあったBarに入る。人気があるのか客が多い。紅茶とワインを頼むとタパスとオリーブがついてきた。結構美味しい。 パンに生ハムとうずらの卵の目玉焼きをのせたものを注文。結構美味しい。地元客で満員。良い店だった。 ネットを見てみるとこの町では現在、短編映画祭をやっている。明日は見に行こう。 宿に帰ってシャワー、日記。Ameliaは洗濯機で洗濯。暖房を入れているのだが、効きが悪い。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)