アーカイブ: 文化・芸術 - ページ 4
演劇「hana-1970、コザが燃えた日-」
池袋の東京芸術劇場で、1月18日に観劇。 舞台は1970年12月20日(日)の沖縄のコザ(現、沖縄市)にあるAサインバー。 登場人物はバーを経営する母親、やくざの長男、小学校教員の次男、高校生の娘、無…
映画「パンズ・ラビリンス」
10数年ぶりの再鑑賞。最初に観た時に強い印象を受けたので、久しぶりに観てどんな感想を抱くかが楽しでもあり、心配でもあったのだが、予想以上に落胆はなく今度も印象深い作品と思えた。 内容や印象の内容につい…
彫刻家「外尾悦郎」が語るサグラダ・ファミリア 再配信
10月2日(土)に開催された 「彫刻家外尾悦郎が語るサグラダ・ファミリア」。当日は途中まで画像も音声も途切れがちだったが、完全版がyoutubeで当日の視聴者だけへ限定公開された。早速見てみた。当然の…
カタルーニャ観光局xみゅう 特別企画 バルセロナから生中継 彫刻家「外尾悦郎」が語るサグラダ・ファミリア
zoomを使ったオンライン生中継で、1978年バルセロナに渡りサグラダ・ファミリアの芸術工房監督を務める彫刻家の外尾悦郎氏がサグラダ・ファミリアについて語るという企画。カタルーニャ州公認・日本語ガイド…
クロード・レヴィ・ストロース「悲しき熱帯」 中公クラシックス
文化人類学者レヴィ・ストロースが1930年代にブラジルを旅行し滞在した記録であり、構造主義のバイブルとされている著作。第一部の表題は「旅の終わり」、その第一章は「出発」、書き出しは「私は旅や探検家が嫌…
梨木香歩「村田エフェンディ滞土録」角川文庫
2004年に単行本として刊行されたもの。 不思議な作品だ。 主な舞台は1899年のトルコ、イスタンブール(本作品内ではスタンブール)。考古学研究で留学中の村田が下宿先の同居人であるドイツ人、ギリシア人…
村上春樹「1Q84」新潮文庫
単行本は2009年から2010年にかけて刊行。 文庫で全6冊という長編だが、すっと読み通せ、読み終えて残ったのは既視感だった。村上春樹の多くの作品に触れてきたが、「1Q84」はこれまでの作品のあれこれ…
映画「モンテッソーリ 子どもの家」
2017年制作のフランス映画「モンテッソーリ 子どもの家」を観た。この前、映画館に行ったのは昨年の1月22日なので、1年1ヵ月ぶりということになる。月曜昼間の地味な映画なので、館内はガラガラ。コロナ感…
「国体論 菊と星条旗」白井聡
「永続敗戦論」に続く白井聡の著作。明治維新から現在までの日本の歴史を、戦前と戦後で繰り返された「国体」の変遷としてとらえたもの。戦前の天皇の位置を戦後は米国が取って代わったととらえており、確かにその視…