映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」
古居みずえ監督のドキュメンタリー映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」を観た。
福島第一原発事故で全村避難を強いられた飯舘村。村民の菅野榮子さん79歳と、親戚で友人の菅野芳子さん78歳。二人の仮設住宅での暮らしが描かれている。
「笑ってねえどやってらんね」と冗談を言い合って畑仕事に精を出し、明るく毎日を送る。しかし除染作業中の村を訪れて変わり果てた庭や畑を見ると、涙が出てしまう。村の食文化を守ろうと味噌や凍み餅の作り方を教え、いつになるか分からない帰村を待ち望む。
5年経っても先の見えない現状。全村避難で別れて暮らさざるを得なくなった家族。
一方で、根本的な反省や責任追及が全くなされないまま、再び安全神話を振りまきながら原発再稼働を進める政府自民党と電力会社。
榮子さんたちの姿が原発政策を静かに批判し続けているのだが、政府自民党だけでなく多くの日本人にもそれは届かなくなってきているのだろうか。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2016/05/13/%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e9%a3%af%e8%88%98%e6%9d%91%e3%81%ae%e6%af%8d%e3%81%a1%e3%82%83%e3%82%93%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%80%80%e5%9c%9f%e3%81%a8%e3%81%a8%e3%82%82%e3%81%ab%e3%80%8d//images/2016/05/d7291f3bdc1d6523c6f459ec92a5fcdd-644x906.jpg/images/2016/05/d7291f3bdc1d6523c6f459ec92a5fcdd-150x150.jpg映画・テレビ古居みずえ監督のドキュメンタリー映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」を観た。福島第一原発事故で全村避難を強いられた飯舘村。村民の菅野榮子さん79歳と、親戚で友人の菅野芳子さん78歳。二人の仮設住宅での暮らしが描かれている。「笑ってねえどやってらんね」と冗談を言い合って畑仕事に精を出し、明るく毎日を送る。しかし除染作業中の村を訪れて変わり果てた庭や畑を見ると、涙が出てしまう。村の食文化を守ろうと味噌や凍み餅の作り方を教え、いつになるか分からない帰村を待ち望む。5年経っても先の見えない現状。全村避難で別れて暮らさざるを得なくなった家族。一方で、根本的な反省や責任追及が全くなされないまま、再び安全神話を振りまきながら原発再稼働を進める政府自民党と電力会社。榮子さんたちの姿が原発政策を静かに批判し続けているのだが、政府自民党だけでなく多くの日本人にもそれは届かなくなってきているのだろうか。por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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